ボードゲームって何?

ボードゲームイラスト

テレビやYoutubeで取り上げられることが多い、ボードゲーム。
スマートフォンやオンラインゲームが主流の今、あえて「アナログ」で遊ぶゲームが世界中で再評価されています。
日本でもボードゲームカフェやイベントスペースでボードゲームを楽しむ文化が広がりつつあります。
でも、そもそも「ボードゲーム」って何でしょうか?
興味はあるけど何か分からない、という方のために、この記事ではその定義や歴史、種類、そして現代での楽しみ方までをわかりやすく解説します。

目次

ボードゲームとは:対面で遊ぶ“思考のエンタメ”

ボードゲームとは、盤面(ボード)を中心に、コマやカード、ダイスなどのアイテムを使って複数人が対面で遊ぶアナログゲームのことです。
略して『ボドゲ』と呼ばれることもあります。
人生ゲームやUNO、将棋などはイメージがしやすいんじゃないでしょうか。
プレイヤー同士の駆け引きやコミュニケーションが重要で、スマホやゲーム機が必要ないので、誰でも気軽に始められるのが特徴です。

ただし、現代のボードゲームには盤がない作品も多く、カードやタイルだけ使うゲームもあります。
そのため、ボードゲームは「人と人が卓上で遊ぶ非デジタルなゲーム」として広く捉えてもいいかもしれません。

歴史:古代から続く“遊び”の文化

最古のボードゲームとされるのは、紀元前3500年頃の古代エジプトで遊ばれていたセネトというゲームです(※1)。
セネトの盤や駒は古代のお墓から発掘されており、宗教儀式や余暇の一環として親しまれていたと考えられています。

その後、世界各地で将棋やチェス、バックギャモンなどが生まれ、日本でも囲碁やすごろくなどが長い歴史を持っています。

近年のボードゲーム文化は、1995年に発売された『カタンの開拓者たち』をきっかけに大きく進化しました。
運よりも戦略や交渉が重視される「ユーロゲーム」と呼ばれるジャンルがヨーロッパから台頭し、大人が夢中になる遊びとして国際的に人気を集めています(※2)。

さまざまなジャンルと遊び方

カタン

現代のボードゲームにはさまざまなタイプがあります。
代表的なジャンルをいくつかご紹介します。
協力型ゲーム:全員で力を合わせてミッション達成を目指すゲーム(例:『パンデミック』『カイト』)

正体隠匿ゲーム:プレイヤーの役割を隠しながら推理と駆け引きを楽しむゲーム(例:『人狼』『タイムボム』)

戦略系ゲーム:頭脳を駆使して相手と戦うゲーム(例:『カタン』『カルカソンヌ』)

パーティーゲーム:笑いや盛り上がりを重視したシンプルなゲーム(例:『ito』『ナンジャモンジャ』)

これらはプレイ時間や人数に応じて選べるので、初心者から経験者まで幅広く楽しめます!

ボードゲームの魅力

ボードゲームの魅力は、何より楽しいこと!
また、人とのリアルなコミュニケーションも魅力です。
同じテーブルを囲んで、笑い合い、悩みながら共通の体験をすることで、会話が生まれ、距離が縮まります。

最近では教育現場やビジネス研修、福祉の場でもボードゲームが活用されています。
特に「考える力」「伝える力」「協力する力」が自然と育まれる点が、ビジネスや教育現場で評価されているようです。

まずは体験してみよう!

ボードゲームと珈琲豆

「気になるけど、何のボードゲームで遊べばいいかわからない」という方には、ボードゲームカフェの利用がおすすめ!
スタッフがルールを説明してくれるボードゲームカフェなら、知識がなくても安心です。
ドリンクや軽食を楽しみながら、色々なボードゲームで自由に遊べます。

ここからは宣伝です!
新宿にある『ボードゲームと珈琲豆』では、400種類以上のゲームを常備。定番から話題作まで豊富に取り揃え、初心者の方も安心して楽しめる空間を提供しています。
もちろんスタッフによるゲーム紹介・説明もできます!
コーヒー片手に、仲間と盛り上がる――そんな時間をぜひ体験してみてください。

[出典]
※1 Wikipedia 英語版「History of games」https://en.wikipedia.org/wiki/History_of_games
※2 Wikipedia 英語版「Eurogame」https://en.wikipedia.org/wiki/Eurogame

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